ハイブイさんから質問をいただきました。ありがとうございます!
微妙な質問です。AVソフトに詳しい人に話しを聞くと、米国で売られているDVDソフト(含BD)と日本盤同一タイトルソフトに画質の差があるというのは本当でしょうか?(米国盤の方が画質が良いという話)米国BDは日本語対応の物がけっこうあるようなのでそっちを購入したほうが良いのでしょうかね。
答えはYesでもありNoでもありまして。
Yesの理由から行きましょう。DVDやブルーレイ(Blu-ray)ソフトは映画フイルムや業務用ビデオテープ、デジタルデータをパソコンにとりこみ、DVDやブルーレイに収録できる映像方式(フォーマット)に変換してからメディアに書き込みます。
この変換時に高いビットレートを割り当てたり(ビットレートが高いほど画質劣化が抑えられる)変換方式を変えたり(ブルーレイの場合はMPEG2ではなくH.264に変更)、または元素材をトリートメント(キズの修正やノイズの除去)してノイズを低減することで、従来販売していた品よりも高画質な、いわゆるデジタルリマスター品が生まれます。
セル(販売)ソフトの売れ行きがいい海外(主に英語圏)には、こういったデジタルリマスターの映像ソフトが確かに存在します。初期生産分を売り切ったから次ロットを作らなければならないのだけど、最初に使っていた技術よりも今の技術でマスターを作ったほうが明らかに高クオリティ。なら新たに高画質版を作ったらこれからはじめてソフトを買ってくれる人たちだけではなく、今までのお客さんもまた手に取ってくれるんじゃない? という視点から生産されるようです。
次にNoの理由ですが、すべての作品においてリマスター版が作られるわけではありません。また作られたとしても、それが日本で流通するという可能性がなくなるわけではありません。そしてリマスター版はクリーンさを意識したあまり、映画フイルムのもつ粒状感が失われてのっぺりとした映像になってしまうケースもあったようですし。
あと海外から輸入すると、輸送時にメディアが外れてプラケースの中で踊ってしまったのでしょう。スリキズだらけのソフトが届いた といったこともありました 。泣けました 。
ゆえにこれは個人的意見なのですが、欲しいソフトは国内流通品/海外流通品を問わず「見かけたら買う!」が一番。もしもどこかでリマスター品が出たらそれを買い、見比べて気に入った画質のものを売ってもいいわけですしねー。
(武者良太)

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