液晶の画面に、スローモーションで動く絵画などアートな映像を映している、一風変わった展覧会「液晶絵画STILL/MOTION」が恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館にて、10月13日まで開催しています。
場所柄タダとはいかないようで入場料は一般1,000円、学生800円、中高生・65歳以上600円となっていますが、ビル・ヴィオラ、ブライアン・イーノ、小島千雪ら日本、中国、欧米の作家14名のビデオアートを堪能できます。
共通する特色は映像表現の中に絵画的な世界の効果を生かしているというところにあります。時間軸が絵画に介在し、映像に絵画と同質の空間が立ち現れるような、時間芸術と空間芸術とが相互に融合したような、不思議な世界を私たちは目の当たりにすることでしょう。 屏風状に配した液晶ディスプレイの中で山水が微かな動きを宿す作品(千住博)、フィルメールをテーマとした展示空間によって、タブローの世界と映像の世界とを往来する試み(森村泰昌)、スローモーションで動く絵画的な美しい画面と音楽とを精妙にシンクロさせた作品(ブライアン・イーノ)、水墨的技法によるアニメーション作品(チウ・アンション)などのユニークな試みは、私たちに、新鮮な世界の発見と驚きを与えてくれるに違いありません。
液晶絵画STILL/MOTION[東京都写真美術館]
(武者良太)

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