BD-Rの記録層に有機色素をつかったブルーレイ(Blu-ray)メディアの総称です。「Low To High」の頭文字をとって「LTH」。普通のブルーレイメディアは記録データのある部分の反射率が低いのですが、LTHタイプは反射率が高いためにこういう名がつきました。
しかし、たくさんのメディアが出るとどれを選んでいいのかわからなくなります。ユーザーを悩ませることになりそうなこのLTHタイプのブルーレイメディアは、何故登場したのでしょう?
普通のBD-Rの記録層には無機材料(シリコンや銅の合金など)が使われており、ゆえにコストがかかる=メディアの単価が高いと見られています。対してLTHタイプはCD-RやDVD-Rと同じく有機色素を記録層に使っており素材自体のコストが安く、CD-RやDVD-Rを作っていた工場の製造ラインをブルーレイ用に転用できるのだとか。
気になるお値段ですけど、2008年7月初旬の時点では従来のBD-Rのほうが安く、BD-R LTHのほうが高価。アマゾンを見ると、25GB、5枚セットの「Thats 2倍速対応BD-R LTH TYPE 5枚(LTHタイプ) BR-V25WTY5P」のお値段は4700円となっていました。
いくら製造ラインの設備(の一部)が転用できるといっても、大量生産によるコストダウン安価販売にはまだまだ適わない様子。しかもパソコン用ブルーレイドライブの一部では使えませんし、速度も最大で2倍速まで。しかも長期保存時に、無機素材を使っている従来のBD-Rのほうが耐久性がある とのハナシもあります。
値段と速度とメーカーで選ぶと、箸にちょっとだけしか引っかからないので、とりあえずは"様子見"とするのがよさそうです。
BR-V25WTY5P[That's]
(武者良太)

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