かなりレベルの高い問題ですよ! 気を引き締めて!
まず初期の頃のブルーレイ(Blu-ray)ディスクソフトから使われていた音声形式から紹介しましょう。
1. ドルビーデジタル
圧縮音声。5本のスピーカーと1本のサブウーハー(低音だけを出すスピーカー)で1セットとなるサラウンド音声の標準タイプ。DVDビデオにも使われているので、つまりはほとんど同じだと考えちゃってイイです。そしてMP3みたいにビットレートにより音質が大きく左右されるので、「ドルビーだから音がいい」というのは幻想です。
2. dts
圧縮音声。ドルビーデジタルよりもブ厚めの音がします。これもDVDビデオで使われています。
3. リニアPCM
無圧縮音声。音質劣化がないというメリットの反面、データ量が大きくなってしまうというデメリットも。ほとんどCDと同じ音だと思ってください。これも以下略。
さて、ここまではいいですか? 次は、最近使われはじめてきた音声形式の一覧ですよ。
4. ドルビーデジタル・プラス
ドルビーデジタルのすごいヤツ。音質向上で、7.1チャンネルのサラウンドにもリアルに対応です。具体的にはサンプリングレートが48kHzで、ビットレートは最大1.7Mbpsです。
5. ドルビーTrueHD
ドルビーデジタル・プラスのもっともっとすごいヤツ。6~8チャンネル分の音声が記録できます。サンプリングレートは最高192kHz、ビットレートは18Mbpsのロスレス圧縮です。ドルビーデジタル・プラスの立場はどうなっちゃうのでしょうか。
6. DTS-HD LBR
dtsのすごくないヤツ。副音声など、音質にこだわらない音声トラック用に使われます。サンプリングレートは48kHz、ビットレートは最大256kbps。
7. DTS-HD High Resolution Audio
dtsのすごいヤツ。か細い音から大爆発な音まで丸ごと再現できます。サンプリングレートは最高96kHz、ビットレートは最大6Mbps。8チャンネル音声。
8. DTS-HD Master Audio
DTS-HD Audioのすごいヤツ。圧縮なので、比べると違いがわかるでしょう。ここまでのハイスペックって本当に必要? と首をひねりたくなりますが、音質重視の人には外せない問題なのでしょうね。
さて、ここからが問題です。これら様々な音声形式ですけど、ブルーレイレコーダー&プレーヤー側が対応していなければ、まず1~3の音声形式しか再生できません。またプレーヤー&レコーダーとテレビを直結している状態でも、せっかくの高品位サウンドを再生することができません。
それじゃどうしたら、なんか凄そうな音が聴けるのかというと、4~8の音声形式に対応したブルーレイレコーダー&プレーヤーと、4~8の音声形式に対応したAVアンプが必要なのです。
つまり、ゼニが必要ってわけなんですね 。
高音質かどうかを見極めるコツは、5か7か8に対応しているかで判断できますが、それを生かすにはまず視聴環境作りからはじめないとならないんですね。
(武者良太)

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